ハドラマウト州ダバ石油港へのフーシ派武装勢力によるテロ攻撃に関する声明
[2022年10月25日]

フーシ派のテロ武装勢力は、ハドラマウト州のダッバ石油港に対し、ドローンおよびミサイルによるテロ攻撃を開始した。この時、同港には石油タンカーが停泊中であった。
このテロ攻撃は、フーシ派民兵による同港への2度目の攻撃である。フーシ派は10月18日および19日にもダッバ石油港に対して相次いで攻撃を実施しており、民間および商業施設を標的とする明確な意図を示している。これは国際法への明白な違反である。
これらの攻撃の目的は、イエメンの経済インフラおよび経済的能力を標的とすることである。今回および過去の攻撃は、地域および国際的なエネルギー供給に対する重大な脅威となっている。
イエメン共和国政府は、国連停戦の再延長を実現し、軍事的エスカレーションを伴わない現状維持を図るため、あらゆる便宜を提供する姿勢を維持してきた。しかし、フーシ派民兵は、近隣諸国および地域で活動するすべての国際石油企業に対し、その施設、インフラ、輸送手段を攻撃すると脅迫した後、越えてはならない一線を越え続けている。
そして本日、彼らはこの卑劣かつ凶悪なテロ攻撃を実行することで、脅迫を実際の行動へと移した。これは、あらゆる和平への取り組みや提案を拒否し、地域における無法なイラン政権の意図を遂行するとともに、イエメン国民の利益よりも同政権の利益を優先する、この組織のテロ的性質を証明するものであり、国際の平和と安全に対する重大な脅威である。
2022年10月21日にフーシ派民兵によって実行されたこのテロ攻撃は、フーシ派テロ武装勢力が、イエメンにおいて重大な戦争犯罪と深刻な人道危機を引き起こす新たな段階へ進もうとしている明確な意思を示している。また、この攻撃は国際海上航行の安全をさらに不安定化させるものである。
さらに、この攻撃は、あらゆる手段を通じて平和回復を目指す国際社会の努力に対する、これらテロ武装勢力の姿勢の実態を明らかにするとともに、フーシ派民兵のテロ的性質を過小評価することの誤りと危険性を明確に示している。
イエメン共和国政府は、このテロ攻撃を非難するとともに、ハドラマウト州ダッバ石油港へのフーシ派による攻撃に対応するため、あらゆる選択肢が開かれていることを表明する。また、すべての国々に対し、このテロ行為およびその背後にいる無法なイラン政権を非難するよう求める。
このテロ行為に対して強力かつ断固とした非難と対応が取られなければ、イエメンの和平プロセスおよび世界のエネルギー供給は深刻な影響を受けることになる。

